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ああそうか
どこにでもいるような選ばれた人間の一人
何か言い訳するようなことはあるだろうか
試みを繰り返すのが定めであるというだけ
それが理由で
誰もわかっちゃいないのに綺麗な顔をして
騙されるのに長けることを学ぶのだろうか
鋭利になった時が何もかもを切り刻むなら
恐れずもっと軽くなれる
夜明けの淵に俺の死を送り出してくれ
不完全な優しさに焼き尽くされても
あなたは唇で笑って思い出を消すだろう
幸せになるためだけに生まれるなんて
とても不幸だと言って
豊かな想像力で食べ尽くしてくれ
うまくやれないのは足りないからです
孤独で惨めな
けれどもどこにでもいるような人間の一人
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